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モールのフキヌケ

■モールの吹き抜けの写真集


ぼくは全国の工場や団地を見て回り写真に収めてきた一方、ずっとショッピングモールも撮りたいと思っていた。しかしどうしてもうまく撮影できなかった。なぜ撮れないのかその理由が分かったのは2013年のこと。作家・思想家である東浩紀さんと「ショッピングモールから考える」という対談を行うための準備をしていたときに気がついたのだ。「モールには外部がないんだ!」と。

ぼくはそれまでの被写体と同じように、モールの外観を観察していたのだけど、それがまちがいだった。存在しない外部を撮ろうとしていたのだからうまくいくはずがない。モールは内部に理想的な街を内装として実現する施設だ。東さんの言葉を借りれば「内と外が逆転した空間」なのだ。建築はふつうモニュメントとしてのデザインを施されるが、モールは外に対して無頓着である。外から見た巨大モールの姿が宇宙船のように見えるのは、外壁がバックヤードになっているからだ。つまりこれは何もない宇宙空間に浮かぶスペースコロニーなのだ。

さて、それでは内部のどこを見ればいいのだろう?ぼくがいきついた結論が吹き抜けだった。本写真集はその成果というわけ。

ぼくは本写真集を前述の対談をまとめた書籍「ショッピングモールから考える 〜ユートピア・バックヤード・未来都市〜」(ゲンロン新書・近日発売予定)のビジュアル資料としても位置づけている。ちなみに本書の表紙は、この対談でひらめいた「モールのイスラム庭園起源説」によっている。すてきでしょ!


■product info


判型:B5
24ページ フルカラー

(文:大山顕)

大山顕 Ken Ohyama

フォトグラファー/ライター、 団地愛好家、工場愛好家、ジャンクション愛好家、共食いキャラクター研究家。1972年11月3日生まれ。千葉県船橋市の準工業地域で育つ。1998年千葉大学工学部修了。制作・論文のテーマは「工場構造物のコンバージョン提案」。子どもの頃から工場や工事現場を遊び場とし、学生時代には工場写真を撮っていた生い立ちが、この論文に結実。同時に在学中から団地の写真も撮り始める。卒業後松下電器株式会社(現Panasonic)に入社。シンクタンク部門に10年間勤めた後、フォトグラファーとして独立。出版、テレビ出演、イベント主催などを行っている。
主な著作に「工場萌え」(東京書籍)、「ジャンクション」(メディアファクトリー)、「高架下建築」(洋泉社)など。
blog「住宅都市整理公団 別棟」http://blog.livedoor.jp/sohsai/
twitter:@sohsai











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商品名 モールのフキヌケ
販売価格 1,500円(内税)
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